iQ-Flatlight
iQ-LED搭載 拡散ライトパネル
最先端のカメラテスト用光源
iQ-LED技術を搭載したiQ-Flatlightは、反射式テストチャートまたはシーン照明のためにほとんどすべての光源を再現できるよう10個のiQ-LEDを使用しています。このオールインワン光源はテストラボの機能を大幅に拡張します。
iQ-Flatlightには、iQ-LEDソフトウェア(iQ-LED制御用専用ソフトウェア)とスペクトロメーターが付いており、製品寿命の全期間で最適な照明を得ることができます。
また、ユーザー独自の制御ソフトウェアへも簡単に組み込めるよう、全てのiQ-LED搭載製品で使えるiQ-LED API
(C++API、C API)を提供しています。
主な特徴:
・iQ-LEDの全機能を搭載
・カメラテスト用スペクトル調整可能な光源
・VCXテストセットアップの照明に使用
・大型チャートの均一性 > 90% (下記セットアップ例)
セットアップ例
iQ-Flatlightは、テストチャートやテストシーンの照明の均一性を保証するために、常に2台1組でのペア販売となります。テストセットアップ例では、右記の画像の通り、通常、テストチャートから1.5 mの距離に各iQ-Flatlightを設置します。
ISO 19093 - low light performance(低照度特性)
ISO 19093には、モバイルフォンを含むデジタルカメラの低照度特性を測定するプロトコルが記載されています。 この規格は、ISO/TC42ワーキンググループによってまとめられました。
低照度の状況での高画質は、特に、自動車、セキュリティー、モバイルフォンなどの特定の業界では、デジタルカメラにおける重要な優先事項です。 低照度の状況の関連性が高まるにつれて、デジタルカメラの低照度特性を最適に分析する方法を取り上げた国際規格を開発することが重要になりました。
ISO 19093では、テストセットアップ、的確な照明装置およびテストチャートなど、適切な分析に使用する方法を定義しており、低照度測定用多目的チャートTE42-LLを使った低照度特性測定における最適な光源として、iQ-Flatlightが推奨されています。
セットアップ例
iQ-Flatlight AW (現在開発中)
蛍光管のみが搭載されていた従来のiQ-Flatlightは、AW(Adaptive White)技術を用いたiQ-Flatlight AWに置き換わります。
AW(Adaptive White)技術を使用することにより、蛍光管のような単一の色温度ではなく、さまざまな相関色温度 (CCT) が選択できます。 iQ-Flatlight AWには、照明仕様に応じて、高出力CRIバージョンとさらに高いCRIバージョンの 2 つのバージョン(CRI > 90 または CRI ≥ 95)があります。
iQ-Flatlight AW は、反射式チャート照明のより基本的なソリューションを探しているテストラボに最適な光源になります。
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