OPTICAL TESTING INSTRUMENTS DEFACTO STANDARD

業界別ソリューション

自動車

Automotive

車載カメラは様々な明るさの環境でセンシングを行う必要があり、解像度・ダイナミックレンジ・色再現・動体ブレなど多くの測定項目が重要となります。
特に、車載カメラのOECF・ダイナミックレンジ・SNR(暗所ノイズ/明所ノイズ)の測定に際しては、光源はiQ-LED搭載 透過チャート用照明装置(積分球)LE7または高照度・フリッカー照明装置LG3、チャートはOECFチャートTE269B(測定可能なダイナミックレンジ 1,000,000:1 / 120dB)またはTE269C(測定可能なダイナミックレンジ 5,000,000:1 / 134dB)が推奨されます。
画像解析ソフトウェアiQ-Analyzer-Xでは、これらの測定項目の解析が可能です。

<推奨品>

透過測定用光源:LE7、LG3(LG3はハイダイナミックレンジ測定用)
透過測定用チャート:OECFチャートTE269BまたはTE269C(TE269Cはハイダイナミックレンジ測定用)
解析用ソフトウェア:iQ-Analyzer-X


iQ-Analyzer-X 解析結果
(OECFカーブ、ダイナミックレンジ、SNR)

ハイダイナミックレンジ測定用
高照度・フリッカー照明装置LG3と OECFチャート
TE269C

自動車業界向け推奨製品ラインアップ

LE7
透過チャート用照明装置(積分球)

LG3
高照度・フリッカー照明装置

iQ-Analyzer-X
次世代画像解析ソフトウェア

GEOCAL
幾何学的カメラキャリブレーション装置

Vega
短時間露光カメラ評価用
DC駆動LED光源

Arcturus
Vegaシリーズの新たな高輝度光源


VLS - Versatile Light System
高精度評価用
多目的照明ソリューション

LED-Panel
タイミング測定装置

iQ-Climate Chamber
カメラシステムテスト用
温度制御チャンバー

車載カメラ評価の主なアプリケーション

IEEE-2020 Image Quality Standard
IEEE-2020は、車載カメラにおける画像品質性能に関する、国際的に認められた初の規格です。この規格は、車載カメラの性能を正確に評価するための指標と試験方法を定めています。

In-Cabin Performance Testing
ドライバーおよび同乗者監視システム(DMS/OMS)は、主に近赤外線(NIR)カメラとアクティブ照明(LEDやVCSELなど)を組み合わせた様々なセンサーを使用し、眠気の可能性、頭の位置、座席の占有状況などを評価することで、ドライバーと同乗者の安全性と快適性を向上させます。

Geometric Camera Calibration
幾何学的カメラキャリブレーションは、動いているシーン内の3Dオブジェクトを検出し、正確にマッピングし、その計算結果に基づいて調整を行う必要があるADASアプリケーションにとって不可欠な測定です。

Climate-Controlled Testing
車載カメラの評価に様々な気象条件を組み込むことは、これらのシステムが最も過酷な気象条件下でも性能基準を満たせるかどうかを理解する上で非常に重要です。

車載カメラのテストソリューション例

テストセットアップ1:IEEE-2020に準拠したKPI評価

このテストソリューションの目的は、自動車業界におけるADASアプリケーション向け国際規格IEEE-2020で規定されている画像品質の重要業績評価指標(KPI)を評価することです。IEEE-2020規格で規定されているKPIには以下の評価項目が含まれます。
コントラスト伝達精度(CTA)
コントラスト信号対雑音比(CSNR)
フリッカー(変調光緩和確率(MMP))
ダイナミックレンジ、ノイズ
フレア
空間周波数応答(SFR)
幾何学的キャリブレーション

<推奨製品>

・Versatile Light System(VLS)
・Arcturus
・Vega専用テストチャートTE294, TE299
・GEOCAL
・VLS評価ソフトウェア

このテストセットアップは、個別の三脚に接続されたアームに6つのVega光源を搭載したVersatile Light System(VLS)を中心に構築されています。VLSの各Vega光源には、TE294コントラストチャートとTE299カラーチャートを取り付けることができ、色精度、コントラスト性能(CTA, CSNR)およびダイナミックレンジを評価できます。さらに、Vega光源はフリッカー応答解析のためにフリッカーをシミュレートすることも可能です。 VLS評価ソフトウェアは、テスト結果を評価できます。
Arcturusは、非常に明るい光(最大1 Mcd/m²)を高い安定性と一貫性で生成できる補助光源です。直射日光のような明るい環境を再現するのに最適です。
また、GEOCALは、カメラの幾何学的キャリブレーション用のコンパクトな装置です。コリメートされた
レーザー光と回折光学素子(DOE)を用いて、無限遠光による規則的なグリッドを生成します。

テストセットアップ2:車内カメラシステムの評価

このテストソリューションの目的は、自動車の車内カメラシステムの性能を評価することで、以下の評価項目が含まれます。
解像度(SFR)
歪曲収差(ディストーション)
ダイナミックレンジ(OECF)、ノイズ(SNR)
色精度
カメラタイミング精度

<推奨製品>

・LE7 VIS-IR
・分光感度特性測定用プレートTE292(camSPECS plate)
・OFCFチャートTE269
・LED-Panel IR
・iQ-Analyzer-X

このテストセットアップは、近赤外線(NIR)対応デバイスを中心に構築されています。車内カメラは主にNIRセンサーとアクティブ照明(LEDやVCSELなど)を組み合わせて使用し、ドライバーや同乗者の視界を妨げずに、極めて暗い環境下でも精度を確保する必要があります。
LE7 VIS-IRには、様々な透過テストチャートを取り付けることができ、iQ-LED技術を用いてNIR照明を生成できます。
LED-Panel IRは、近赤外線(NIR)領域のタイミング測定に最適です。
iQ-Analyzer-Xは、様々なテストチャートを用いて評価項目の解析が可能です。

車載カメラ評価に関する国際規格

・IEEE-2020:2024
・EMVA 1288/ISO 24942
・ISO 19093


動画による製品紹介

・iQ-LED技術のご紹介
カスタムスペクトルの生成が可能なiQ-LED光源を使用することにより、ADASテストラボ内にて、自然光や自動車の前方・後方ライトなど、あらゆる光源をシミュレートすることが可能です。