
TE281//フレア
ISO 18844に準拠したフレア測定用チャート
フレアは、レンズとカメラ内部のあらゆる表面で光が反射することで発生する画像内の不要な光です。フレアは、画像フィールド上に拡散ベールを生成して画質を大幅に損ない、コントラストの低下につながります。
TE281は、デジタルカメラのフレア(Image Flare)測定に関する規格ISO 18844に準拠したフレア測定用チャートで、ISO 18844に基づいて設計されています※
TE281にはチャートの対角線上に計17個の穴が開いており、チャートの裏側から各穴にライトトラップ(スーパーブラックホール)を取り付けて使用します。スーパーブラックホールは、黒色を強調するための暗幕のような役割をする取付具で、高い割合の光を吸収して、可能な限り低い黒レベルを生成します。
TE281の光源には、Studio Lightsなどの反射式チャート用標準照明システムが最適です※※
TE281は、画像解析ソフトウェアiQ-Analyzer(Version 6.1以降)のフレアモジュールでの解析が可能です。(現状、iQ-Analyzer-Xでの解析は非対応)
iQ-Analyzer のフレアモジュールは、テスト画像の白レベルと黒レベルを比較して、散乱光の割合を計算し、フレアの量を示すことができます。
※TE281でのフレア測定は、被験カメラモジュールの視野内の光によるフレアのみが対象となります。
※※TE281は、標準はA1066サイズの反射式チャートになりますが、リクエストに応じて、透過式バージョンのカスタムチャートの提供も行っております。

動画による製品紹介
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・フレアの原因と測定方法